2017/02/03

本日は浴槽で孤独死（ヒートショック）のあったお部屋での
遺品整理と特殊清掃をお任せいただきました。

死後2日で発見されたので臭いはさほどありませんが、
ご遺体が運ばれてからは1ヶ月以上そのままでしたので
浴室には遺骸痕が強くこびりついていました。

感染症対策をし、消臭消毒の後専用の薬剤で清拭、
水分は吸着材を使い排水口に流さないよう徹底しました。

浴槽はこのまま使用するかこれから考えるとのことでしたので、
まずは今後も使用できるように、清拭後は熱湯を張り専用の薬剤に
漬け置きをしては流してを繰り返し、しつこく残る脂分なども
除去しました。

実は交通事故で亡くなるよりもヒートショックで亡くなる方の方が多く、
年間１万人以上いると言われています。

冬場は特に多いので、より気をつけなければなりません。

あらためて調べてみると色々と対策が出てきました。

・食後1時間以上空けてから入浴する
・脱衣室を暖かくしておく
・入浴前後にコップ1杯づつ水を飲む
・かかり湯をしてから浴槽に入る
・お湯の温度は低めに設定する
・急に立ち上がらない

などなど、たくさんあります。

簡単にできることばかりなので、ぜひ気をつけてください。